本サイトでは、歩行や入浴、着替えといった日常動作に 介助が必要になったとき、できるだけ自宅で生活を 続けられるよう家庭内で支援することを「うち介護」と 呼んでいます。
うち介護の負担を減らす技術の紹介や、質問・相談のコミュニティ、介護にまつわる情報提供などの コンテンツを通し、日本の介護の未来を明るくして行こうという思いを込めて、本サイトを運営しています。
うち介護のつらくない続け方、賢いやり方の参考として。
同じ境遇の方と相談したり、悩みを共有する場として。
介護情報の集まるポータルサイトとして。
本サイトを通じて、介護に携わる方の負担が少しでも減ることを願っています。
認知症といってもいろいろです
認知症といってもいろいろですね。うちの母はBPSDもなく、ただ生活の意欲が減退しているだけですが、介護仲間の様子を聞いてみると、たいへんなようです。
スーパーやコンビニの棚にある食品を食べ始めてしまうとか、情緒不安定でなにもないのに泣き叫ぶとか、認知症は一筋縄ではいきません。
ある人は、父親のご近所への悪態に困り果て、部屋の鍵を閉めて閉じ込めたとか、いけませんね。
以前は認知症は痴呆症と呼ばれ、脳の病気だからと認知症患者を隠そうとしましたが、いまでもそんな風潮はあるようですね。
認知症の世話は、地域全体で見守るのが一番でしょう。認知症であることを周りに知ってもらい、それを承知でお付き合いしてもらう、そんな社会をみなさんといっしょに作りたいですね。
地域包括支援センターは、自治体の委託を受けた高齢者のための相談窓口です。介護認定の進め方や、訪問セールスとの契約トラブル、介護上のお困りごとなど、なんでもご相談ください。全国どこの地域にもあります。
私の町(東京・昭島市)では、徘徊などで所在不明者が出ると、有線放送が町中に流れます。年齢、服装など特徴、どの辺りで不明になったかなどを知らせます。市民からの情報で無事保護されたことが数多くあります。こうした行政の地道な取り組みも大事です。
認知症が軽くてもBPSDが広がる人もいれば、重くなっても広がらない人もいます。生活環境が影響していると言われます。家族やご近所さんとのお付き合いを大切にすることがBPSD予防のポイントのようです。
掲示板にも投稿したけれど、妻をデイサービスに通わせたら職員さんへの暴言が酷すぎて追い出さ手ました。
大変だけどゆっくりと付き合っていこうと思います。
愚痴を言い合える仲間がいると、気が晴れます。