うち介護

うち介護とは？

本サイトでは、歩行や入浴、着替えといった日常動作に介助が必要になったとき、できるだけ自宅で生活を続けられるよう家庭内で支援することを「うち介護」と呼んでいます。

うち介護の負担を減らす技術の紹介や、質問・相談のコミュニティ、介護にまつわる情報提供などのコンテンツを通し、日本の介護の未来を明るくして行こうという思いを込めて、本サイトを運営しています。

うち介護のつらくない続け方、賢いやり方の参考として。
同じ境遇の方と相談したり、悩みを共有する場として。
介護情報の集まるポータルサイトとして。
本サイトを通じて、介護に携わる方の負担が少しでも減ることを願っています。

6. サービス施設案内

地域包括支援センターの概要

地域包括支援センターは、介護サービスの申請や案内、介護予防マネジメントなどを行う機関です。各市区町村に設置されています。
地域包括支援センターには、保健師、主任介護支援専門員、社会福祉士などが在籍し、専門性を生かしてきめ細かい相談にのってもらえるほか、相互に連携することで効率的な業務を行っています。
市区町村、または市区町村から委託された法人によって運営され、おおむね２～３万人に１カ所を目安に設置されています。

地域包括支援センターの業務	内容
介護予防ケアマネジメント	新予防給付と介護予防事業のマネジメントを一体的に実施し、要介護状態になることの予防、要介護状態の悪化予防を図る。
総合相談・支援	地域の高齢者の各種相談の対応。相談内容に応じて行政機関、保健所、医療機関、児童相談所等の必要な社会支援サービス制度が利用できるよう援助。
権利擁護事業	高齢者に対する虐待の防止や早期発見のための事業。
包括的・継続的	ケアマネジャーの日常的個別指導・相談支援困難事例等への指導・助言地域のケアマネジャーのネットワークづくり長期継続ケア（医療を含めた他職種連携のための支援）

居宅介護支援事業所の概要

居宅介護支援事業所は、自宅において介護保険で受けられる指定居宅サービスや、特例居宅介護サービスなどの紹介、いろいろなサービスの調整、居宅支援サービスにかかる費用の計算や請求などを要介護者の代わりに行う事業所です。
指定居宅介護支援事業者には法人格が必要で、申請により都道府県が認可することになります。　
居宅介護支援事業所には、ケアマネジャーが常勤していること（２人目からは非常勤でもよい）が義務づけられ、要介護者の依頼を受けて、心身の状況、環境、要介護者や家族の希望等を考慮してケアプランを作成したり、その他の介護に関する専門的な相談に応じることとなっています。

居宅介護支援事業所の業務	内容
総合相談・支援	介護保険や介護サービスに関する様々な相談、質問、苦情などに対応します。
ケアプランの作成	利用者や家族の意向を聞き、介護認定審査会の意見やアセスメントの結果を基に総合的なケアプランを作成します。また、アセスメントの結果に基づき設定された目標や、その目標を達成するためのサービス内容を記したケアプランを作成します。
包括的・継続的	ケアマネジャーの日常的個別指導・相談要介護認定申請の代行サービス計画に基づいたサービス実施状況の把握と評価介護保険サービス提供事業所との連絡調整認定調査の実施介護保険給付費の給付管理