本サイトでは、歩行や入浴、着替えといった日常動作に 介助が必要になったとき、できるだけ自宅で生活を 続けられるよう家庭内で支援することを「うち介護」と 呼んでいます。
うち介護の負担を減らす技術の紹介や、質問・相談のコミュニティ、介護にまつわる情報提供などの コンテンツを通し、日本の介護の未来を明るくして行こうという思いを込めて、本サイトを運営しています。
うち介護のつらくない続け方、賢いやり方の参考として。
同じ境遇の方と相談したり、悩みを共有する場として。
介護情報の集まるポータルサイトとして。
本サイトを通じて、介護に携わる方の負担が少しでも減ることを願っています。
訪問歯科医が足りない
母親の介護で、歯の健康には気を使っていたはずですが、なかなかうまくいきませんね。歯周病の膿が蓄膿症へと移行してしまったようでこんど耳鼻咽喉科での手術となってしましました。
それにしても訪問歯科医が足りません。大都会なら足りているのでしょうけど、大分のような過疎地では、めったに診察対応してもらえません。困ったものです。
80代になったばかりの老人です。私の自慢は20本以上の自分の歯。自分の歯を大事にしようと、がんばって歯磨きして、歯医者さんに3ヶ月に一度歯垢を取りに通って、守り抜いた歯です。今更却って歯に悪影響だとは辛いです。
東京の三鷹に住んでいますが、訪問歯科医はけっして充実しているとは思えません。訪問歯科医は治療というよりも歯のメンテナンスが中心で、手術などはおこなわないのが普通のようですよ。
オーラルフレイルに熱心なケアマネジャーさんとそうでないケアマネジャーさんでは違ってきます。オーラルフレイルに熱心なケアマネジャーさんは、訪問歯科のルートを持っているので安心して頼めます。
「8020運動」というものをご存知ですか?
これは厚生労働省と日本歯科医師会が1989年に提案したもので、「80歳になっても20本以上の自分の歯を持つ」という啓発キャンペーンです。
このキャンペーンは絶大で多くの方に支持されることになり、大成功を収めました。私もそう信じていたひとりでした。
しかし「歯は抜かずに残すのが常識」の考えに囚われすぎて、本来抜いて治療すべき歯も抜かずにいるため、治療が困難になり、問題を複雑化してしまう場合が指摘されるようになりました。
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