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義父が電動介護ベッドで死にかけました
実は義父が電動介護ベッドで死にかけました。上体を起こそうと義父がコントローラーを
操作したのですが、脇の柵とマットの隙間に、首にかけていたタオルが巻き込まれ、窒息するか首の骨を折るかの大事故になりかけました。
たまたま私が偶然発見して大事に至らなかったのですが、一歩間違えば大変なことになっていました。
調べて見たら電動介護ベッドの死亡事故はびっくりするほど多くて、年間28件も起きているそうです。
こんなんでいいんでしょうか。義父は要介護度2で、介護保険が適用される電動介護ベッドを選んだのですが、それがこんな事故を起こす機種だとは、納得できません。
私は自動車の部品メーカーで働いていますが、自動車のシートやパワーウインドーのセンサー技術を流用すれば、電動介護ベッドの事故の大部分は防げると思います。
介護保険が適用される介護ベッドなら、その程度の安全性は確保して当然だと思いますが、みなさんはどうお考えですか?
介護ベッドは大きな問題をはらんでいます。電動介護ベッドでの死亡事故はその一部にしか過ぎません。寝返りができないほど幅が狭いベッド、クッションやマットが悪く背骨や腰骨を痛めるベッドが、堂々と介護保険適用で売られているのです!!!
メーカーが政治家や行政をたらしこんだとしか思えません。悪魔の仕業ですよ。
被介護者はベッドで過ごす時間がどうしても多くなります。電動ベッド選びには消費者として、しっかり見定める眼を持ちたいですね。ベッド幅の問題は業界でも議論の的となっています。
挟み込み防止センサー付きの電動介護ベッドも発売されている。高額だけど。全機種センサー標準装備は、介護ベッドメーカーが一致団結すれば、部品の単価が下がるだろうね。
介護保険適用の基準を厚生労働省に聞いてみたいですね。