本サイトでは、歩行や入浴、着替えといった日常動作に 介助が必要になったとき、できるだけ自宅で生活を 続けられるよう家庭内で支援することを「うち介護」と 呼んでいます。
うち介護の負担を減らす技術の紹介や、質問・相談のコミュニティ、介護にまつわる情報提供などの コンテンツを通し、日本の介護の未来を明るくして行こうという思いを込めて、本サイトを運営しています。
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紙パンツを履きました。
いつも妻と一緒に、うち介護.comを楽しく拝見しています。私自身は介護をしているわけではないのですが、自分が介護される立場になったときのことを考えて、いろいろ情報を集めているところです。
今回は紙パンツについてみなさまにお聞きしようと投稿しました。
うち介護.comでも時折話題になっていますが、介護おむつが是か非か、というテーマですね。
実は私、高齢になって頻尿が進み、すごくトイレが近くなりました。夜もなんどもトイレに起きます。
前日、恥ずかしながらおねしょをしてしまいました。恥ずかしくて恥ずかしくて、なんとか隠そうとしてしまいました。
ホント、いい大人が、といわれるかもしれませんが、小学生の頃以来の出来事でした。
妻にも正直に打ち明け(隠し通せるわけもありませんが)、妻とも相談し、その日から紙パンツを履いて寝ることにしました。(介護おむつと紙パンツはやや仕様が異なるようですが)
介護おむつは人格を否定する、意思を持って排尿排便すする習慣を失うなど、否定的な意見がたくさん見受けられますが、「いい大人がおねしょしてしまった」という恥ずかしさも大きいと思います。たとえ認知症を患っていたとしても、そのような感覚は無くならないはずです。
私のような人間のプライドのために紙パンツは必要と考えますが、みなさまいかがでしょうか?
要介護者に、排泄の意識を無くさないように、人間の尊厳を守る。「お漏らししちゃった」という恥ずかしさもなくしたい。両立ができれば幸いなこと。
どうでしょう。紙パンツを常用してもらいつつ、排泄はトイレでしてもらうというのは。
ご近所に最近認知症になった方がいて、その方が近所の方から挨拶されて、「申し訳ありません。覚えていません。ごめんなさい」と、しきりに陳謝していました。
長期入院から退院すると、排尿・排便の感覚が失われて、なかなか元に戻らないと、よく言われます。これは病院で介護オムツを履かせられたため。介護オムツは自然な排尿・排便感覚を麻痺させてしまう恐れがあります。
父は軽い認知症です。認知症が発症する以前から髪パンツを履いていました。高齢になって頻尿になったからだそうです。散歩などで安心してできるので快適だと言ってました。夏は蒸れて辛いそうです。
介護おむつを、人間の尊厳に関わる問題だと怒る方もいるようですが、介護する側から考えるとそれは一方的すぎる意見だとおもいます。
人間は齢をとれば誰でも能力が劣ってきたり、機能が低下するもの。それをカバーするのが医療や医療品や薬品だと思います。
積極的に介護おむつを使えとは言いません。人間が持つ機能に見合った使い方なら許されるのでは?
紙パンツ、夏は蒸れる。