本サイトでは、歩行や入浴、着替えといった日常動作に 介助が必要になったとき、できるだけ自宅で生活を 続けられるよう家庭内で支援することを「うち介護」と 呼んでいます。
うち介護の負担を減らす技術の紹介や、質問・相談のコミュニティ、介護にまつわる情報提供などの コンテンツを通し、日本の介護の未来を明るくして行こうという思いを込めて、本サイトを運営しています。
うち介護のつらくない続け方、賢いやり方の参考として。
同じ境遇の方と相談したり、悩みを共有する場として。
介護情報の集まるポータルサイトとして。
本サイトを通じて、介護に携わる方の負担が少しでも減ることを願っています。
私の場合は義父を見直しました
minamino3さんは、義父さまの介護に苦労されているようですが、私は逆に義父が要介護になってから好きになりました。
義父とは同居していませんが、いまは要介護3に認定されています。義母が介助してふたりで暮らしています。
義父は決して悪い人ではないんですが、リーダーシップがありすぎるというか、なんでも自分で決めないと気が済まない性格で、うちの主人も含めて3人の子供たちは皆家を出てしまいました。
それが10年ほど前から、実家に帰ると(そう遠くないところに暮らしていますので)、ニコニコして、いつも穏やかな性格になりました。主人とも「なんか変わったね」と話していたのですが、アルツハイマー症による認知症だと診断されました。
以前は寄り付かなかった子供たちも、随分なつくようになりました。
義母はとても健康で、義父の介助をしていますが、以前はギスギスしていたところもありましたが、今はとても仲良く暮らしています。
認知症になると、社会への意欲が失われるとよく聞きますが、義父の場合はそれがいい形で出ていると思います。
うまく言えないのですが、認知症も含めた人生が本当の人生で、頑張りすぎた人はのんびりと、周りに厳しかった人はおだやかに、怒ってばかりいた人は笑顔に、そんなバランスのとれた人生になるのではないか、そんな気がするのですが、いかがでしょう。
子供の頃いじめられっ子だった。大人になってその分やさしい人間になれた。いつか私も老人になる。いい人生だったなと思いながら終わりたい。
考えさせますね。老後は何のためにあるのか・・・