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災害時要支援者名簿について
立川で地域活動をしています。いま市では防災活動の一環として、避難所運営マニュアルの作成に地域自治会などの団体と取り組んでいます。
大災害はいつ起きるかわかりませんし、早めに避難所でのリールを決めておく避難所運営マニュアルの作成はぜひとも必要だと思います。
ただすこし疑問なのは、災害時要支援者に対する取り組みです。災害時要支援者とは、災害が起きた場合に自分では避難行動がとれない、周りの支援が必要な方のことで、要介護の方、車いすを日常的に使用している方、認知症の方などが含まれます。
65才以上になると市から連絡があり自己申告で災害時要支援かどうかを決定し、その名簿を地域の自治会の会長さんなどに預けて置くものです。その名簿には自治会に入会していない方も含まれます。
災害時要支援者は、家族と同居していれば、まだ安否の確認など不安は少ないのですが、要支援者でひとり暮らし、夫婦とも要支援者という家庭も少なくなりません。
ところがこうした本当に支援が必要な世帯が、「もう私は自治会活動に協力できないから」と、どんどん自治会を退会しているのです。
若い世帯は自治会に入らないとよく言われますが、支援が必要な高齢者世帯も減っているのです。
今立川市全体では、自治会に入会している世帯数は半数を割り、40%程度にまで下がっています。
災害時に地域から被害者をできるだけ出さないようにしたいのは当然です。けれど、普段から自治会活動を通じてそのお宅の事情をわかっていれば、要支援活動も行えるのですが、普段から付き合いのない、お子さんがどこに住んでいるのかもわからない、普段の行動(昼間はどこそこの病院や施設に行っているとか)も知らない人を、果たして災害発生時に支援できるのかといえば、甚だ疑問です。
市からすれば地域で頼れる組織は自治会が一番なわけで、要支援者名簿を預かるのも間違いではないとは思いますが、だとしたら要支援者のいる世帯を自治会に入会させるよう、何らかの方策を示してもらいたいというのが本音です。
自分で避難できない災害時要支援者は、情報弱者でもあります。そのあたりも含めて、もっと地域で支援できる体制を築いてほしいと願っています。
あります。だから自治会長だけにしか名簿を渡しません。住民全体にわかるようにすると、自治会長は個人情報保護法違反に問われかねません。
個人情報保護法はまったく未完成な法律だと感じます。
ぜんぜんめげません。行政は「私たちは何にもできませんよ」とギブアップしているのですから、私たち地域の力でなんとかするのはあたりまえです。
ただし自治会活動をもう少しアッピールしてもらえるよう希望しますね
大災害発生時には住民は行政を頼らないようにしてほしい、というのが自治体の本音でしょう。実際できることは限られているし。
そんな中で自治会組織は、最後の砦、というか。災害時要支援者名簿はそれぞれの地域でなんとかしてください、というメッセージですね。
組織率が下がっていると、そこは割り切っていくしかないのでは。
お隣さんがご夫婦で老老介護。できる範囲でお手伝いしようと、家の前を掃いたり、宅配便を受け取ったりしています。ただおっしゃるように自治会に入っていません。ですので、なにか遠慮がでます。
自治会に入っていれば普通にお付き合いできるのですが、入っていないと何か事情があるのではと勘ぐってしまします。
自治会に入るのは、社会性のある家庭の証明(ちょっと大げさかなwww)のような気がします。
私の母は軽い認知症なので自治会の皆さんにはご迷惑をかけないよう、その旨伝えてあります。そういうところの繋がりが大事だと思います。
田無にすんでいます。私のところでは逆に高齢者が自治会に入会するのが目立つようになってきました。
これまで地域の活動にまったく関心がなかったような方が参加してきています。
夫婦で要介護の方もいますので、できるだけ負担をかけない仕組みをつくって対応しながら、回覧板の受け渡しなどで安否確認をしています。
自治会活動はこれからますます重要な役割を担うと思います。がんばってください。
お隣さん、ご近所が、それぞれ独立しながら、助け合っていくというのが、自治会ですから。たとえば雪かきなども一言「うちは手伝えなくて申し訳ありません」と言ってくれるだけでお互いうまくやっていけるのですが。
私は一昨年自治会長を任されまして、同様の名簿(名称は少し違っていましたが)を渡されました。maruchanさん同様に、関係が希薄でどのような方が住んでいらっしゃるのかも定かでないご家庭まであり、市の担当者に問題を投げてみました。「できる範囲内でお願いします」との回答いただきました。
自治会を構成する要員が減る。個人の負担が増える。自治会をやめる人が出る。の悪巡回を断ち切らないといけませんね。強制的に自治会に入会を義務付けている自治体もあるようですし。
私はすでに80台の高齢者ですが、自治会にはいっていません。なんとも古臭い現状維持の体質が合わないからです。なにをやるにしても前年度を踏襲、ではこれからも自治会加入率は下がり続けるでしょう。
家族親族だけでなんとかする、周りの世話にはならないというのなら、それも良いでしょう。孤独死の現場に居合わせた経験からすると、なかなかそうはいかないです。戦前の大家族主義が続いているわけでもありませんから。
自治会活動は煩わしい、が本音。回覧板や募金てなんだろね。高齢者になって足腰が弱まれば、「もうしわけないけど自治会活動に協力できなくなりました」となるのは致し方ないのでは?
自治会活動には詳しくありませんが、回覧板はまだあるんですね。懐かしいです。地元の企業の広告が入った回覧板カバー(?)はいまでも健在なんでしょうか
マンションなどに生活している若い世代には災害に対してリアリティーがないのでしょうね。だから若い世代が自治会に入らない。行政がなんらかの手を打つべきときだと感じます
自治会なんて今時だれもはいらないよ