本サイトでは、歩行や入浴、着替えといった日常動作に 介助が必要になったとき、できるだけ自宅で生活を 続けられるよう家庭内で支援することを「うち介護」と 呼んでいます。
うち介護の負担を減らす技術の紹介や、質問・相談のコミュニティ、介護にまつわる情報提供などの コンテンツを通し、日本の介護の未来を明るくして行こうという思いを込めて、本サイトを運営しています。
うち介護のつらくない続け方、賢いやり方の参考として。
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抗認知症薬の服用について
介護関連のニュースには介護施設での虐待など、悲しい話もたくさんあります。高齢者をモノ扱いにする人が存在することは悲ししいことです。
でも身近なところでは、とても親切で思いやりのあるケアさんに出会えた、ケアマネジャーさんが親身になって世話してくれるなど、安心できる話もたくさん聞けます。
介護が心落ち着いてできるような世の中になることを願っています。
私はいま祖父の介護をしています。84歳で、アルツハイマーを発症しています。高齢者ですから当たり前ですが最初は物忘れが多くなりました。あまり心配していなかったのですが、だんだんと笑うことがなくなり、表情が乏しくなり、診察を受けました。
物忘れが多いといっても、生活に支障があるわけではありません。買い物にもいけますし、支払いもできます。自転車は危なっかしくなったので、止めさせました。身体のバランス感覚が衰えているのかもしれません。
お医者様からすすめられ抗認知症薬を服用しています。ドネベジルというお薬です。お医者さまからは副作用として胃腸障害や食欲不振が出るかもしれないので注意してください、といわれました。
副作用の食欲不振などは出ていないのですが、とても怒りっぽくなりました。お医者さまは「それは抗認知症薬が効いて、感情が豊かになった証拠です」とおっしゃるのですが、元々祖父はおだやかな性格で、私を怒ったことなどありませんでした。それがちょっとしたことで怒るようになりました。たとえば「テレビのリモコンはここに置いておくよ」というと、「わかってる!」と怒ります。アルツハイマーになる前なら「ああ、ありがとう」といったはずです。母にも同じように怒ります。
薬の副作用ではなく、薬が効いてアルツハイマーの進行を食い止めているのだとは思います。ただ祖父に怒られたのは初めての経験で、これから祖父とどう付き合って介護していけばいいのか、悩んでいます。同じような経験をお持ちの方、なんでもけっこうですのでアドバイスをいただけますか。
お薬の効果に、感情を全体的に押し上げる、といったものがあるのでしょうか。お医者さまにも相談しならが、もう少し頑張ってみようと思います。
被害妄想の物盗られ症候群でなければ心配することないのでは。感情が帰ったきたのですから万々歳ですよ。たぶんcoool909さんが、認知症だからと、子供に諭すように(失礼!)されたので、お父様はなんとなくバカにされていると思い怒っているのでは。
いいじゃないですか。ちゃんと感情を表せるお父様との付き合い。うらやましいです。
確かに子供扱いしていた面もありますね。「俺は子供じゃない!バカにするな」という気持ちなんでしょうか。おじいちゃんと大人の付き合いをしてみます。
介護の現場で働いていますが、ドネベジルは比較的副作用が少ないといわれている信頼性の高い抗認知症薬のひとつです。怒りっぽくなっただけでしょうか。笑顔を見せるようにもなっていませんか。もし表情が豊かになっているのなら、心配されなくてもよろしいかと思います。
知り合いのお母様が抗認知症薬を服用していました。お薬の名前はわかりませんが、やはり感情の起伏が激しくなってお医者様に相談し、服用を中止したそうです。薬の効果なのか、副作用なのか、よくわからなかったと言っていますが、感情が表に出やすくなるのは確かなようです。