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左マヒが残ると、性格や人格が変わってしまうというのは本当ですか?
昨年脳卒中で斃れ、回復したのですが片マヒが残りました。懸命のリハビリと丁寧な治療によって、奇跡的ともいえるほど軽いマヒで済んだのは、不幸中の幸いでした。左上肢が不自由になりましたが、手首や肘は分離動作が行えるなど症状は軽いです。ただ感覚マヒがあります。
先日も道でふと振り返った瞬間に左肘がフェンスと激突。ちょっと触れた程度と思っていたのに、相当な傷で肘が腫れ上がり数日治りませんでした。身体を守ろうという防衛本能が弱くなっているのでしょうね。
こうしてパソコンに書き込みしているときも、健常時とは気がつかなかったのですが、人間は左右のバランスで作業をしているのだなとつくづく感じさせてくれます。
まあなってしまったものは仕方がない。片マヒと上手に付き合っていこうかと頑張っていますが、ひとつ心配なことがあります。
ご存知だと思いますが、左マヒは右脳の機能異常によって発症するものであり、右脳は情緒や感覚を司っており、それに伴って人格や性格が変わってしまう場合があるので気をつけるようにと言われました。怒りやすくなったり、わがままになったり、感情的になったりするとのことです。
私自身は変わったつもりはないのですが、娘から「怒りっぽくなったよ」と言われショックを受けました。片マヒで思い通りに動かせず、イライラしていたのかもしれません。
老後は妻と穏やかに暮らそうと思っていたのに、いろいろ迷惑をかけてしまうかもしれません。左マヒによる性格や人格の変化に関してご存知の方、いろいろ対応の仕方など教えて下さい。
woodworks212さんがおっしゃるように、左マヒの場合は性格変容が認められる場合があります。脳卒中によって右脳に障害が生じたわけですから、性格変容も当然ながら症状のひとつとして考慮する必要があります。
私は医者ではありませんから、マヒと性格変容のタイミングに関しての知識はありませんが、介護の現場で見ている限り、マヒが残り、そのあと性格変容がだんだん起きてくるという事例はなかったように記憶します。
woodwork212さんはパソコンでしっかりとした文章を書かれています。とても理性的で配慮のある文面から察するに影響はでていないように私には感じられます。
これまで通りご家族と仲良くお過ごしください。
脳障害によって性格や人格が変わった人がご近所にいらっしゃいます。たいへん失礼ないい方なんですが、すごく性格が明るくなられて、まわりがびっくりしたくらいです。奥さまによると、神経質で細かい事にいじいじビクビクしていたのが、非常に性格が大まかになってなんにも怖気づかなくなったとのこと。そんな事例もあります。気に病んでいるよりも、性格変容とも上手に付き合ってやっていこうではありませんか。それの方が気楽ですよ。奥さまともその点を相談されたらいかがでしょうか。最後になりましたが症状の回復を心よりお祈り申し上げます。
リハビリ大変でしたね。私は父親の介護をしています。軽い認知症ですが、やはり行動や性格が変わった部分はあります。脳卒中の後遺症だけではなく、いろいろ障害はでてくるものだと思います。でも私にとって父親は父親、少しぐらいの障害なんて気にしていられません。これからも父親とうまくやっていこうと思います。ですから、woodworks212さんも脳障害はあまり気にされないで、明るく楽しくがんばってください。