本サイトでは、歩行や入浴、着替えといった日常動作に 介助が必要になったとき、できるだけ自宅で生活を 続けられるよう家庭内で支援することを「うち介護」と 呼んでいます。
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東京で農業を営んでいます。賃貸マンションや駐車場も所有しています。父は元気ですが、米寿を迎え、いつ身体に変調をきたしてもしかたがない年齢になりました。毎日元気に働いていますが心配です。
ですので取り立てて介護に関する早急な悩みはないのですが、先日「家族信託セミナー」というのに誘われました。近所の同じ農家の方が利用しているとのことで、「不動産を持っているなら聞いておいて損はない」とのことで、セミナーに行ってきました。農業関係の会合でも話題に登っていました。
不動産の所有者(我が家の場合は父親)が認知症になったりして判断が怪しくなる前に「家族信託」を利用しておくと、不動産の運用や売却などが速やかに行える制度だそうです。
成年後見制度との違いも説明されました。
父とも相談しなければなりませんが、頭のはっきりしているうちに何らかの遺産相続への対応をしておくことも大事だと思います。
皆さんの中で「家族信託」をご存知の方がいらっしゃいましたら、どんなことでも構いませんので教えてください。
税理士をしております。
家族信託はどちらかというと司法書士さんの業務分野になりますので税理士として依頼されると、業務の一環として司法書士さんへ振るのが一般的です。
ですのであまり多くの家族信託に触れておりませんが
不動産を所有する高齢者の方が行う家族信託が一般的だと思います。
認知症などにより財産を管理することが出来なくなる前に信頼置ける家族に託すというのが家族信託の主なケースではないでしょうか。
家族信託のメリットは、やはりいざというときに財産をすぐに処分等できるという事ではないでしょうか。
成年後見人制度ですと財産を動かすのに色々と手間と時間がかかります。
デメリットとしては信託財産に係る損益通算と赤字繰越が出来ないということくらいでしょうか。
あとは信託登記とか登記手数料など初期費用が少なからず出ることですか。
それでも成年後見制度で司法書士さん等に支払い続ける報酬を考えれば経済的負担は軽いと思います。
過去の経験としましては、認知症を患った地主さんは成年後見人制度により司法書士さんをつけていたのですが
税務上、節税のため大型の修繕費を計上しようとしたところ裁判所の許可がなかなか下りず苦労したことがあります。
こういったことは家族信託では起こらないので、そういう点でもメリットだと思います。
以上お役に立てれば幸いです。
丁寧な回答をありがとうございます。成年後見制度との違いがよくわかりました。成年後見制度では毎年司法書士さんに報酬を払う必要があるのに対して、家族信託なら初期費用で済む、これは大きいいです。具体的でとても参考になりました。
農業は儲かりません。息子たちに農業を継げとは言えないですから。
ご存知ですか。生産緑地の指定を受けた場合、死ぬまで農業を続けないといけない決まりなんです。「死ぬまで働け!」です。そうしないと宅地並みの固定資産税が過去に遡って課税されます。こんな職業が他にありますか?あなたのお嬢さんを農家に嫁がせたいと思いますか?
新潟でコメの生産農家です。国道沿いの土地を物流会社に貸しています。都市近郊農業とは幾分違いますが、農業は儲からない点は同じです。
減反、減反で農家のやる気を失わせて、ここのところは「減反政策中止」だそうです。
荒れ果てた田んぼでコメが再び採れるのは十年後ですよ
減反政策に愛想をつかして農業を捨てた方も大勢います
父親の口座を止められたら、アパートの修繕もできない。手持ちの現金ないから。家族信託に興味ある