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夏に向かって脱水症(熱中症)が心配です
父は要介護1です。日常生活にそれほど世話が必要な場合はありません。性格も穏やかです。ただ心配なことがあります。夏に向かって脱水症にならないかということです。
父は痩せ型です。高齢になると脱水症は悪影響が大きいと聞き、水分を多く取るようにすすめているのですが、ほとんど飲みません。お医者様からも、お年寄りは体内で蓄積できる水分が減少するので、こまめに水分を補給するようにといわれています。
実は1年ほど前に仲間といっしょにいるときに、おもらしをしたようで、それで水分の補給を避けているようです。高齢になればおもらしくらいするだろうにと私的には思うのですが、本人にとってはたぶんとても恥ずかしかったのだろうと思います。
ただ、夏に向かって脱水症の予防は不可欠です。なんとか自然に水分を取らせたいのですが・・・。
知り合いに聞いた話ですが、かっこいい保冷ボトルをプレゼントしたところ、うれしくて持ち歩くようになり、水分を補給するようになったそうです。
娘さんからのプレゼントなら、お父様大喜びでは?
ひとり暮らしの高齢者です。おもらしは屈辱的ですからね。お父様の気持ち、とてもよくわかります。私も経験がありますので、すごくシンプルですがおもらしにはつながらないと思わせるだけでも効果があるかも。私の場合は「水じゃなくてこれはスポーツドリンクだから大丈夫」と、信じるようにしました(根拠はありませんが)。おもらしは気持ちの問題が大きいですから。
高齢者は脱水症になりやすくなります。特にcartierさんのお父様は痩せ型とのことですので、心配でしょう。人間は1日あたり2500mlの水分が排泄されます。つまり1日2500mlの水分補給が必要であり、そのうちの1200mlが飲料水です。高齢者は筋肉が減少するため、体内に蓄積できる水分も減少するため、水分バランスが崩れやすくなってしまします。トイレが心配で水を飲まない方は、「飲料水」というイメージにとらわれている場合もあります。ですので違う形の水分補給がいいかもしれません。食事どきにスープ類を多くする。鍋や麺類(かけそばやラーメンのように汁が多いもの)を多くする、ジュースやコーヒーを飲む機会を多くするなどして「水分」を補給するのがおすすめです。
父の介護をしています。父は軽い認知症で要介護度1ですが、高校野球が大好きです。地元の高校の試合がある場合はよく球場に見に行きます。やはり熱中症が心配で、ボトルに麦茶を入れて持たすのですが、帰ってきてちゃんと飲んでいるか、一応チェックしています。本当に夏は心配です。