本サイトでは、歩行や入浴、着替えといった日常動作に 介助が必要になったとき、できるだけ自宅で生活を 続けられるよう家庭内で支援することを「うち介護」と 呼んでいます。
うち介護の負担を減らす技術の紹介や、質問・相談のコミュニティ、介護にまつわる情報提供などの コンテンツを通し、日本の介護の未来を明るくして行こうという思いを込めて、本サイトを運営しています。
うち介護のつらくない続け方、賢いやり方の参考として。
同じ境遇の方と相談したり、悩みを共有する場として。
介護情報の集まるポータルサイトとして。
本サイトを通じて、介護に携わる方の負担が少しでも減ることを願っています。
何にも考えないことが原因では?
私の兄はアルツハイマー型の認知症である。69歳になったばかりで、もろ団塊の世代だ。
要介護になってもう5年になるから、かなり若いうちからの発病だ。
アルツアイマー症は、脳の活性化が行われないと症状が進むと言われているが、兄の場合はそれに当てはまるだろう。
子供の頃から、何にも考えない男だった。団塊の世代は「みんながOKなら、自分もOK」「みんなが欲しいものは、自分も欲しい」ただそれだけで生きてきた。
会社に入れば高度成長期で、上からは「何にも考えずに、前任者と同じことをしろ」と言われ、その通りにしてきた。
60年間も何にも考えない人生を送ってきたのだ。
そして定年退職。何にも考えない一人の男が、ポンと社会に投げ出されてしまったのだ。
趣味は野球だったけど、やる仲間がいない。地元の草野球チームにも入れない。自分からお願いするということができないのだ。
「パソコンでもやんなよ」と言ってもできない。会社の仕事で必要だった、メールとワードとエクセルとパワボしかやれない。それ以外を受け付けようとしない。バージョンアップは自分でしたことないから理解できない。
家事は全て奥さん任せだったから、ゴミの分別さえできない。料理や洗濯なんてもってのほかだ。
スーツ以外に何を着たらいいのかわからないので、ジャージの上下だけを着るようになり、外出が減った。
そして、あっという間に眼や唇から緊張感が失われ、アルツハイマーだと診断された。
団塊の世代がいよいよ介護の世代になり始めて、大変なことになると言われているけれど、それは人数の問題じゃないと思う。何にも考ない、考えられない人が、あまりに多いためだと思う。
もう手遅れかもしれないけど、とにかく「何か考えさせる」方策が必要だと思う。
それが私の切なる思い。みなさんはどう?
死ぬまで働く。だから認知症にならないよう努力しよう。脳を活性化しよう。食事にも気をつけよう。それでも認知症になってしまう人がいることは残念だが、そんな意志を持ちたい。兄が認知症になったから、体質的には自分にも可能性はあると思う。
後遺症で片マヒが残り懸命のリハビリ中の団塊世代です。団塊世代を何にも考えない無能呼ばわりはあまりに失礼。日本のために必死で働いてきて(働きすぎた所はありますが)、それはないでしょう。
兄弟喧嘩を世代論に置き換えるのは間違い!
発症が早かったから若年性認知症かもしれない。認知症の発症はある程度「確率」だから、仕方がない面もある。だが、認知症の進行を少しでも遅らせようと頑張って欲しいと思っているのだ。兄のことは好きではないが、少しは弟の意見にも耳を傾けて欲しかった。
73歳の一人暮らし。女房と別居して早5年。幸せに一人暮らしを満喫しています。
一人暮らしは認知症になりにくいと、何かで読んだ記憶があります。
別れなくてもいいけど、奥さんが世話するのをやめて見たらいい。
下着はどこにしまってあるかとか、お茶は自動的には出てこないとか、考えることがいっぱい出てきますよ。
65歳まで延長してきたけれど亭主もあとちょっとで定年退職です。男の人は皆そうなのかもしれないけれど、夢見てるのね。退職したらゆっくりのんびりしたい。女房と世界旅行したい。とか。でも本当に奥さんがそれを望んでいるかどうか、確かめた方がいいと思います。第2の仕事、探してください。うちの亭主にも厳しく言ってます。仕事が一番の認知症予防です。
重要だね、それ。なんでもいいから働けよ、と何度も言った。自分もそろそろ定年退職だから、再就職の準備はしている。65歳あたりでリタイアメントなんてまっぴら。兄は反面教師だ。
私は団塊の世代。考えないことは団塊の世代だけの問題ではありません。会社員として働いてきた人全てが抱える問題ですね。
幸いなことに認知症の母の世話で忙しく、自分がボケている暇はありません。
認知症防止に認知症介護・・・シャレになりませんが、頑張っていますよ。
兄には反発している。いつも兄の尻拭いばかりさせられていたから。何にも考えずに自信を持ってやってしまう。で、失敗する。あとは誰かがなんとかすると思っている。
団塊の世代だけではありませんが、定年退職した途端に認知症が進行したとい話はよく聞きます。
社会との繋がりがプツリと切れてしまった時に、自分はどうなってしまうのか、家族との関係、地域との関係、友人との関係などシミュレーションしておくべきでしょうね。
死ぬまで働いてやる!その意志を持つこと。