本サイトでは、歩行や入浴、着替えといった日常動作に 介助が必要になったとき、できるだけ自宅で生活を 続けられるよう家庭内で支援することを「うち介護」と 呼んでいます。
うち介護の負担を減らす技術の紹介や、質問・相談のコミュニティ、介護にまつわる情報提供などの コンテンツを通し、日本の介護の未来を明るくして行こうという思いを込めて、本サイトを運営しています。
うち介護のつらくない続け方、賢いやり方の参考として。
同じ境遇の方と相談したり、悩みを共有する場として。
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テレワーク社会で介護改革
1年ほど前に友人が両親の介護のために実家(広島)に帰りました。友人は大手通信会社の子会社に務めるプログラマ、奥様は翻訳業ということで、どちらかというとフリーランス的な職業だったことが幸いしたのでしょう。
それでも周りはびっくりしました。「やっていけるのか」「よく会社が許したな」とか、驚きの声ばかりでした。2人の女の子がいるのですが、二人ともまだ小学生で、どうせなら今決断した方がいいとなったようです。
友人も奥様も月に何度かは会社に顔を出さないといけないとのことで、東京郊外に賃貸アパートを借りています。
東京に出てきたときにたまにお酒を飲んだりしたのですが、問題もなくうまく進んでいるので安心していたところです。
今年になって突然の武漢肺炎ショックが起き、企業は社員の出社を制限する、テレワークやリモートオフィスで対応しました。うまく活動できたかどうかは業務や業態によって異なるでしょうが、ほとんどの人が「なんだ、会社に行かなくても仕事ができるよね」「通勤時間がなくなって時間が有効に使える」という気持ちではないでしょうか。
友人が1年前から始めた「実家で介護」が、今度の武漢肺炎の事件で、決して夢物語ではないことを炙り出してくれたのです。
遠く離れた実家で親の介護をするためには、これまでは「会社を辞めなければならない」「高い交通費をかけて土日通わなければならない」それが常識でした。
でも武漢肺炎をきっかけに、テレワーク社会が定着すれば、介護の関わり方が大きく変わると思います。これこそ働き方改革、介護改革だと思います。
みなさん、いかがですか?
テレワーク社会は実現する?
それとも
テレワーク社会は実現しない?
どうお思いですか?
私の地元は、戦前から海軍の造船所があった関係で、精密金属加工技術の優良企業がたくさんあります。世界の企業から注目されるのに、日本では注目されない。学生に注目されない。私も学生時代にもう少し地場産業のことを知っていれば、進むべき道が違っていたと思います
弊社でも在宅勤務の企画がすすんでいたちょうどぴったりのタイミングでした。
今は春日部ですが実家は対馬で、月に二、三度の出社なら、ぜひ実家に帰って両親の世話をしたいです。
父が認知症で母が世話をしています。できればいっしょに暮らしていきたいです。
住宅ローン、保育園、駐車場、すべておさらばできます、大きいです。こちらにとっても万々歳です。
ぜひ実現してほしいですね。
義母が要介護で義父が面倒をみていますが、妻の実家に戻って一緒に暮らしてあげたいのはやまやま。
機器設計の仕事をしていますので、テレワークには十分対応できるのですが、問題はネットのセキュリティ。会社のデータを持ち出して自宅で作業・・・というのは現状では難しいですね。(けっこう某国のハッキングが激しいらしいですからね)
会社でも新型コロナウイルスをきっかけに、テレワークについて検討する委員会ができたようですし、なんとかセキュリティの問題をクリアできればと願っています。
友人の会社では数年前から在宅勤務推進プロジェクトを立ち上げていたとのことです。そういう会社が、今回の武漢肺炎のような緊急事態に対応できたのかもしれません。
知人に都市銀行に内定したが、全国へ転勤するのがいやで地元の地銀に就職した者がいます。そういう選択が増えるかもしれません。