本サイトでは、歩行や入浴、着替えといった日常動作に 介助が必要になったとき、できるだけ自宅で生活を 続けられるよう家庭内で支援することを「うち介護」と 呼んでいます。
うち介護の負担を減らす技術の紹介や、質問・相談のコミュニティ、介護にまつわる情報提供などの コンテンツを通し、日本の介護の未来を明るくして行こうという思いを込めて、本サイトを運営しています。
うち介護のつらくない続け方、賢いやり方の参考として。
同じ境遇の方と相談したり、悩みを共有する場として。
介護情報の集まるポータルサイトとして。
本サイトを通じて、介護に携わる方の負担が少しでも減ることを願っています。
もしかするとこれは恋?
88歳の父を自宅で介護しています。アルツハイマーによる認知症です。要介護度2と診断されていますが、症状を見ると喜びや驚きといった表情もあまり表さなくなり、もう少し重い介護度ではないかと思っています。
母は2年ほど前に亡くなり、それから症状が進んだ気もします。
ところが近頃、少し様子が変わってきました。訪問介護のケアさんは毎週月曜に頼んでいるのですが、その日になると、なんだかいきいきとし、顔に赤みがさし、そわそわと始めます。最初はケアさんに世話されるのが嬉しいのだと思っていたのですが、そうではなく、どうやらこれは”恋”のようです。
子供のころ好きな子の前にでるともじもじしたあの感じです。とぼしい表情ながらはしゃいでいる気分が伝わってきます。ケアさんが帰ると、本当にがっかりしていつも以上に表情が乏しくなります。
アルツハイマーが進んでもこういうことってあるのですね。まさかなにか仕出かすとは思いませんが、もしケアさんが事情で交代されたりしたら、どうなってしまうのか、不安です。同じような経験をお持ちの方はいらっしゃいますか。
認知症の方でも、恋愛感情はけっしてなくなりません。デイサービスで出会った同じく認知症の女性を好きになり、まさに色恋沙汰を演じた方もいらっしゃいます。
いいなぁ。若いなぁ。