本サイトでは、歩行や入浴、着替えといった日常動作に 介助が必要になったとき、できるだけ自宅で生活を 続けられるよう家庭内で支援することを「うち介護」と 呼んでいます。
うち介護の負担を減らす技術の紹介や、質問・相談のコミュニティ、介護にまつわる情報提供などの コンテンツを通し、日本の介護の未来を明るくして行こうという思いを込めて、本サイトを運営しています。
うち介護のつらくない続け方、賢いやり方の参考として。
同じ境遇の方と相談したり、悩みを共有する場として。
介護情報の集まるポータルサイトとして。
本サイトを通じて、介護に携わる方の負担が少しでも減ることを願っています。
熊本地震発生。避難生活におもうこと。
熊本地震が発生しました。被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
避難者は一時19万人にのぼったとのこと。要介護者の方もたくさん避難されたことでしょう。
地域活動の一環で、東日本大震災のボランティア活動に参加したことがあるのですが、その時感じたのは高齢者に対する食事の対応がまったくなされていないことでした。高齢者(特に要介護者)は、なんらかの病気を抱えており、その中のたくさんの方が食事制限があります。
しかし備蓄されている、あるいは配給される食料の中には、それらに対応した食料は私の知る限りまったくありませんでした。
食事制限が必要な方(若い方も含めて)は、詳しい数値はわかりませんが、2割がたいらっしゃったと感じました。
東日本大震災の教訓が、こんどの熊本地震では少しは生かされているか、災害の現場を目の当たりにした一人として注目しています。
熊本地震では避難所への薬剤師の派遣など、対応は進んでいると思います。