本サイトでは、歩行や入浴、着替えといった日常動作に 介助が必要になったとき、できるだけ自宅で生活を 続けられるよう家庭内で支援することを「うち介護」と 呼んでいます。
うち介護の負担を減らす技術の紹介や、質問・相談のコミュニティ、介護にまつわる情報提供などの コンテンツを通し、日本の介護の未来を明るくして行こうという思いを込めて、本サイトを運営しています。
うち介護のつらくない続け方、賢いやり方の参考として。
同じ境遇の方と相談したり、悩みを共有する場として。
介護情報の集まるポータルサイトとして。
本サイトを通じて、介護に携わる方の負担が少しでも減ることを願っています。
小室哲哉さんの引退について
小室哲哉さんが引退しました。小室哲哉さん自身もさまざまな障害を持ちながら、高次脳機能障害の40台の奥様を介護されていました。
これから何十年と続くかもしれない奥様の介護を、ひとりで負担していこうと決心していたそうですね。
芸能人だからスキャンダルはニュースになるのでしょうが、はたしてこんなことで引退させてしまっていいのでしょうか。
私も寝たきりの母を13年介護していますが、介護疲れ、肉体的精神的な負担は本人しかわかりません。
多少スキャンダルがあったとしても、介護の事情を考えて報道を控えあげるような配慮はなかったのでしょうか。
報道した文春のサイトが炎上しているそうですが、当然だとおもいます。
文春には介護に携わっている社員がいないのでしょうね。介護の実態がわかっていたらこんな報道はしないでしょう。
小室哲哉さんの曲を聞いて勇気をもらった人はたくさんいるはずです。私も母の介護をしながら聞いていました。一日でも早い復帰を希望します。
介護は先が見えない中でストレスとの戦いです。愛だけで解決できると思ったら大間違いです。
あまりマスコミにはでませんでしたが、小室哲哉さんが会見の最後におっしゃった言葉が印象的でした。
「介護の大変さとか社会のこの時代のストレスとか、そういうことにこの10年で触れてきたのかなと思っているので、こういったことを発信することで、この日本も何かいい方向に、少しでも皆さんが幸せになる方向に動いてくれたらいいなと心から思っております」
孤立感いっぱいだったんでしょうね。誰かに支えてもらいたいけど有名人だからそれはできない。周りには笑顔を見せなくちゃならない。辛かったでしょうね。
寂しい時代です。誰かがスケープゴート