本サイトでは、歩行や入浴、着替えといった日常動作に 介助が必要になったとき、できるだけ自宅で生活を 続けられるよう家庭内で支援することを「うち介護」と 呼んでいます。
うち介護の負担を減らす技術の紹介や、質問・相談のコミュニティ、介護にまつわる情報提供などの コンテンツを通し、日本の介護の未来を明るくして行こうという思いを込めて、本サイトを運営しています。
うち介護のつらくない続け方、賢いやり方の参考として。
同じ境遇の方と相談したり、悩みを共有する場として。
介護情報の集まるポータルサイトとして。
本サイトを通じて、介護に携わる方の負担が少しでも減ることを願っています。
地域活動と民生委員について
高齢者を地域で見守ろうという意識が高まり、自治会を中心に体制づくりがすすめられています。行政も支援が必要な高齢者の名簿をつくるなど、積極的に関与しています。
私も地域活動の一環として、高齢者に対する支援に協力していますが、現場で感じたことは、支援の大きな力となっている民生委員に対して高齢者の拒絶反応が多いということです。
民生委員の皆さんの地道な活動には頭が下がる思いですが、高齢者の中には「民生委員にこられたら、もうおしましだ」とさえいう方もいるのです。
確かに民生委員は戦後、戦争で親を亡くした子供達がちゃんと育つように、その支援するために生まれた組織です。そのイメージが高齢者の中にまだ残っているようなんです。
「民生委員が私のことを見張っている」と、苦情の電話をかけてきた方もいらっしゃいます。
これから地域で高齢者を見守っていくことが重要になってきます。民生委員の本当の活動を知ってもらうため、もっとうまくPRをしていく必要があると思います。
民生委員は地域のボランティア活動の中心ですから。
戦後70年。あのころの少年少女が高齢者になったわけですね。民生委員の役目も大きく変わってはいるのですが。