本サイトでは、歩行や入浴、着替えといった日常動作に 介助が必要になったとき、できるだけ自宅で生活を 続けられるよう家庭内で支援することを「うち介護」と 呼んでいます。
うち介護の負担を減らす技術の紹介や、質問・相談のコミュニティ、介護にまつわる情報提供などの コンテンツを通し、日本の介護の未来を明るくして行こうという思いを込めて、本サイトを運営しています。
うち介護のつらくない続け方、賢いやり方の参考として。
同じ境遇の方と相談したり、悩みを共有する場として。
介護情報の集まるポータルサイトとして。
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喪中ハガキの季節
喪中ハガキが届く季節になりました。私には友人の父上または母上逝去のお知らせ、父にはご本人逝去のお知らせ。
父は認知症を患っておりますが、筆まめで、毎年直筆で年賀状を書いています。
知り合いが亡くなるのは寂しいだろうなと思い、話しかけてみたところ、「喪中ハガキの盛りは過ぎた」。
なるほど、もう98歳ですからね。
それでもけっこうな枚数を書いていますので、皆様長生きなんですね。
亡くなられた後に、ご家族が喪中ハガキを送ってくる。それだけで、幸せな家庭だったのだとわかりますね。
父は生前、「亡くなられたら、家族が知人に知らせるくらいできないかなあ」と嘆いていました。
私の母も最後まで年賀状に返信を出していました。母が亡くなった年、保存されていた年賀状の宛先に、喪中の案内を送りました。最後の介護でした。