本サイトでは、歩行や入浴、着替えといった日常動作に 介助が必要になったとき、できるだけ自宅で生活を 続けられるよう家庭内で支援することを「うち介護」と 呼んでいます。
うち介護の負担を減らす技術の紹介や、質問・相談のコミュニティ、介護にまつわる情報提供などの コンテンツを通し、日本の介護の未来を明るくして行こうという思いを込めて、本サイトを運営しています。
うち介護のつらくない続け方、賢いやり方の参考として。
同じ境遇の方と相談したり、悩みを共有する場として。
介護情報の集まるポータルサイトとして。
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半年前に母が認知症と診断され、一時はどうなることかと
母がアルツハイマー型の認知症だと診察され半年が経ちました。要介護度はレベル2です。物忘れがひどくなったというので、冗談のつもりで「お医者さんに診てもらえば」と言ったところ、本当に認知症だと診断されびっくりでした。
まさか自分の親が認知症になるなど、全く思っていませんでした。介護家庭など遠い世界のことで自分には関係ないと思っていました。
テレビなどで見る認知症の悲惨な生活、介護する側もされる側も疲れ果てて、悲しい事件に繋がる。。。そんな生活が始まるのかと思い、落胆していました。母も食事も喉を通らないほど沈んでいました。
あれから半年が経ち、それらのことが全くの杞憂だったことがわかりました。アルツハイマーだと診断されたからと言ってなんら生活が変わることはなく、母は以前のように明るく元気で、「私はアルツハイマーだからそんなこと忘れちゃうのよ」と冗談を言って、家族を笑わせています。
考えてみれば当たり前で、要介護になったからと言って、急に歩けなくなったり、食事ができなくなる訳ではなく、毎日の生活の続きがあるだけですから。
これから色々なことが起こるかもしれません。徘徊や嚥下障害など、家族に負担のかかる症状が出てくるかもしれません。
でも大丈夫です。子供の頃から過ごしてきた毎日の生活の続きだと思えば、へっちゃらです。
全国の在宅介護のみなさん。よろしくお願いします。
介護半年の初心者より
父が認知症と診断されたとき、うちなんか大騒ぎでした。