本サイトでは、歩行や入浴、着替えといった日常動作に 介助が必要になったとき、できるだけ自宅で生活を 続けられるよう家庭内で支援することを「うち介護」と 呼んでいます。
うち介護の負担を減らす技術の紹介や、質問・相談のコミュニティ、介護にまつわる情報提供などの コンテンツを通し、日本の介護の未来を明るくして行こうという思いを込めて、本サイトを運営しています。
うち介護のつらくない続け方、賢いやり方の参考として。
同じ境遇の方と相談したり、悩みを共有する場として。
介護情報の集まるポータルサイトとして。
本サイトを通じて、介護に携わる方の負担が少しでも減ることを願っています。
介護離職ゼロ社会を実現するためには
内閣改造で新しいアベノミクスが発表された。その中のひとつ一億総活躍社会の実現に、「介護離職ゼロ」の目標が設定されている。
介護離職がなぜ起きるか。最大の問題は雇用している企業の無理解、あるいは社内イジメである。雇用契約に準拠して介護休暇を取っても、会社に居づらい雰囲気や冷たい視線で追い出しを計る、現実にはそんな理由で退職をしてしまう方が多いのだ。マタハラと同じだ。「妊娠したら会社やめてよね」とは企業はいわないけど、会社に居られない雰囲気を作って辞めざるを得なくする。
こんな状況を打破するのは、もちろん法律の整備も重要だが、「こういう行為は絶対に許さない」という政府の一喝が何よりも効く。
言い方は悪いが恫喝、恐喝である。財界、企業に強いネットワークを持つ自民党ならできる、と信じたい。
介護離職ゼロ社会は表の言葉や法整備だけでは絶対解決しない。社内イジメで追い出しを計るような企業には、裏から攻め落とすくらいの決意で実行してほしいと思う。
介護離職ゼロ社会の実現は、遠い未来の話では困ります。サラリーマンのひとりとして、「介護でみんなに迷惑がかかるから」と退職していく仲間を見送るのは耐え忍び難い。
介護休暇や子育て休暇がしっかりと認知される社会に!