本サイトでは、歩行や入浴、着替えといった日常動作に 介助が必要になったとき、できるだけ自宅で生活を 続けられるよう家庭内で支援することを「うち介護」と 呼んでいます。
うち介護の負担を減らす技術の紹介や、質問・相談のコミュニティ、介護にまつわる情報提供などの コンテンツを通し、日本の介護の未来を明るくして行こうという思いを込めて、本サイトを運営しています。
うち介護のつらくない続け方、賢いやり方の参考として。
同じ境遇の方と相談したり、悩みを共有する場として。
介護情報の集まるポータルサイトとして。
本サイトを通じて、介護に携わる方の負担が少しでも減ることを願っています。
プラモデルをつくろう
定年退職したご近所さんが、プラモデルを作り始めました。ボケ防止には指先をうごかすことだといわれ、それならプラモデルがいいと始めたらしいです。テーマは太平洋戦争中の日本海軍連合艦隊。働いていたときは奥さんに禁止されていたプラモデル作りでしたが、ボケ防止という大義名分が付けば堂々とつくれるとのことです。部品は小さくて、指も目もよぼよぼだけど、すごく楽しそうです。
皆さん頑張っていらっしゃいますね。私は80歳になりますが、いまでもプラモデルは現役です。私は帝国連合艦隊のウォーターラインシリーズが専門です。700分の1ですので部品が細かく大変ですが、がんばっています。大戦末期の艦船で、自分の理想とする機動部隊をつくろうとコツコツとためています。軽巡矢萩なんて美しいスタイリングで惚れ惚れします。空母大鵬も完成度が高い。日本人の美的感覚の高さをいまあらためて噛み締めています。
私はひとり暮らしなので、誰に憚ることなくプラモデルづくりを楽しんでいます。私はドイツの陸戦兵器が趣味です。ただ難点はプラカラーやシンナーが鼻にしみること。歳を取るとへんなところが敏感になりますね。
ディアゴスティーニの週刊なんとかで、毎週毎週部品を集めて組み立てる艦船モデルやレーシングカーがありますが、あれの購入者は60代、70代が中心だそうです。歳を取ったらプラモデル三昧はいい人生ですね。
私は介護する側ですが、プラモデルは大好きです。父にはちょっと無理そうですが、私がつくれば興味を持ってくれるかもしれませんね。プラモデルでまたいい思い出をつくりましょう。