本サイトでは、歩行や入浴、着替えといった日常動作に 介助が必要になったとき、できるだけ自宅で生活を 続けられるよう家庭内で支援することを「うち介護」と 呼んでいます。
うち介護の負担を減らす技術の紹介や、質問・相談のコミュニティ、介護にまつわる情報提供などの コンテンツを通し、日本の介護の未来を明るくして行こうという思いを込めて、本サイトを運営しています。
うち介護のつらくない続け方、賢いやり方の参考として。
同じ境遇の方と相談したり、悩みを共有する場として。
介護情報の集まるポータルサイトとして。
本サイトを通じて、介護に携わる方の負担が少しでも減ることを願っています。
地域包括支援センターの所長さんが退職
お世話になっていた地域包括支援センターの所長さんが退職されました。噂によるとうつ病になられたとのことです。責任感の強い方で、私の母が介護サービスを申請するとき、ケアプランをつくるとき、相談させていただきました。
認知症カフェを運営されたり、健康フェアや防災訓練などに参加されていただけでなく、介護教室を毎月開催していました。地域のお祭りにも顔見せしていました。日頃のお仕事に加えてそれですから、土日もなく、いつお休みを取られているんだろうと心配していた矢先でした。
地域包括支援センターが担う、地域のお年寄りの暮らしはこれからますます増えていきます。所長さんが斃れられたようにすでにキャパシティはオーバーしています。
たぶんどこの地域でも似た状況ではにでしょうか。
地域包括支援センターは自治体の福祉予算で運営されています。これ以上のしわ寄せで、また被害にあう方が出る前に、ぜひ早急な予算見直しを要求しようではありませんか。
地域包括支援センターは、高齢者三千人から六千人に対して一施設。そこに保健師、社会福祉士、主任介護支援専門員を最低限一人置く。これをどう捉えるか。介護保険負担との関係もあるし。
私の母の介護でお世話になっているご担当者も、たいへん疲れているみたです。とても魅力的な方だったのに、髪には白いものが混じって。それでも高齢者の方々の期待に応えようとがんばっているのは痛々しいです。
はやくなんとかしないと。
私だったら狂っちゃう