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尿漏れパンツ体験
寒くなりましたね。そのせいかどうか、父がおねしょを続けてしてしましました。もう90才を超えているし、しかたがないとおもうのですが。
オムツをすすめてみようかと思ったのですが、「オムツは良くない。人間の尊厳を傷つける」「おねしょが癖になる」と、あまり良い評価がありません。
で、私実際にオムツを履いておしっこを漏らしてみることにしました。
本当にオムツはいけないのか、何事もやってみないと気が済まないタチでして。
オムツは長男が生まれたころは、ちょうど紙オムツが市場で人気を持ち始めたころで、オムツの替えをやって、グズグズに濡れていて、たしかにあまりいい感じではないことは知っていました。
おねしょはしようと思ってできるものではなので、トイレを我慢して、おしっこを漏らしてみました。
実験に使用したのは某社の「長時間あんしんパンツ5回吸収」という製品。
お漏らしするのは勇気がいりましたが、やってみてびっくり。オムツに全然水分が残ってない、想像していたようなジメジメベトベトがさっぱりありません。
ぜんぶ内側に吸収して表面はサラサラ。とっても爽やかです。
これならおねしょして罪悪感を持つより、オムツ着用のほうがなんぼかマシ、プライドを傷つけない分、安心して寝られるのでは?
オムツの技術革新はすごいもんだなと、感心した次第です。
5回吸収ということは寝たきりを想定していると思うのですが、うちの父は元気にしているので、もっと軽量の製品でもいいのかも知れません。
私もトイレが近く、電車や車の移動が苦痛で、私も使用しようかなと思ってしまいました。
オムツの是非、どうなんでしょうね?
74才になります。お恥ずかしい話ですが、先日おねしょをしてしまいました。最初は飼い犬が布団の上でお漏らししたのかと思ったのですが、自分の下半身あたりだけ濡れているので、事の顛末を悟った次第。まったく気付きませんでした。
私は一人暮らしなので、いいんですが、これが家族がいたらもう恥ずかしくてたまらないでしょうね。
自分から進んで介護パンツを履こうかと悩んだ次第。いろいろ批判も多いですが、介護パンツは必要では?
膀胱や腸のシグナルを脳が察知して排泄の指示を出す、シンプルだけど奥深い人体の神秘ですよ。
年を取ると一筋縄ではいかなくなります。私は電車やバスに乗車して「あ、しばらくトイレに行けない」と思ったとたん、尿意を感じます。
友人は首都高に入ったとたんに(首都高はパーキングがほとんどない、つまりトイレに行けない)お腹が下り始めるそうです。
排泄のメカニズムは繊細で複雑。人間の大切な機能として大事にしてあげたいですね。
私はアンチオムツ派。排便・排尿は脳の神経と直結していて、常に信号を送っている。それがオムツによって、麻痺した状態になってしまうんですね。認知症の患者さんは脳の働きをできるだけするように訓練しなくてはならないわけで、オムツは決してプラスにはならないと。どうしてもおねしょをしてしまった場合に備えて、ベッドのシーツの下に吸収シートを敷いてます。
高齢になれば下半身が緩くなるのは当然です。うちの父は朝の散歩にオムツをして出かけます。2時間弱の散歩ですが、我慢できなくなってしまうそうです。そうすると公衆トイレやコンビニがあるコースしか行けなくなってしまうので、いやなんだそうです。今はもうオムツは必需品です。
介護パンツが否定的に見られるのは、昔マスコミが介護老人ホームの特集で、オムツを履かせて介護ベッドにくくりつけてと、あることないこと大げさに報道した、そのイメージが根付いてしまったからだと思います。