本サイトでは、歩行や入浴、着替えといった日常動作に 介助が必要になったとき、できるだけ自宅で生活を 続けられるよう家庭内で支援することを「うち介護」と 呼んでいます。
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うち介護のつらくない続け方、賢いやり方の参考として。
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アルツハイマー治療薬を承認
久しぶりの明るいニュースです。認知症が完治する日が近づいてきました。
米食品医薬品局(FDA)は、日本の製薬大手エーザイと米バイオ医薬品大手バイオジェンが共同開発したアルツハイマー病の治療薬を承認したと発表しました。
これまではアルツハイマー病の進行を一時的に遅らせる薬しかなく、認知機能低下への根本的な治療薬の承認は世界初です。
介護制度は、症状は回復しない、悪化するのをできるだけ遅くする、という考えで組み立てられていますので、介護制度が根本的に変わる可能性もあります。
医療と介護の垣根がなくなる?
びっくりしました。できたんですね。アメリカで承認されたんですね。よかったです。母がアルツハイマー症の認知症ですのですごく興味があります。認知症の家族を抱える方で、このニュースを歓迎しない方はいないと思いますよ。
エーザイは認知症領域に経営資源を集中投下していたので、ようやく成果が現れたというところでしょう。
エーザイはこのほかにも認知症治療薬を開発しており、数年内に承認申請するとのことです。
母がアルツハイマー症です。日本で承認され、副作用などのリスクを検討しなければなりませんが、使うでしょうね。認知症から回復できるなら、迷うことはないでしょう。
医療の対象は「病人」、介護の対象は「病気」と「元気」の間にいるいろいろな人、医療は治療やリハビリをして身体機能を回復することを目的とします。一方、介護は食事や排泄や入浴など普通の生活をサポートすることを目的とします。これまで以上に医療と介護の連携が求められるでしょう
アルツハイマーの悲しみは、進行を遅くすることはできても、治癒しない病であることにあった。古い言い方をすれば「不治の病」である。これが少なくとも改善する可能性ができたということである。エーザイの偉業に拍手を送りたい。
開発されたアルツハイマー薬は「軽度の患者に月1回の投与を想定」とあります。これまで以上に、アルツハイマー症の早期発見が求められるでしょう。
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