本サイトでは、歩行や入浴、着替えといった日常動作に 介助が必要になったとき、できるだけ自宅で生活を 続けられるよう家庭内で支援することを「うち介護」と 呼んでいます。
うち介護の負担を減らす技術の紹介や、質問・相談のコミュニティ、介護にまつわる情報提供などの コンテンツを通し、日本の介護の未来を明るくして行こうという思いを込めて、本サイトを運営しています。
うち介護のつらくない続け方、賢いやり方の参考として。
同じ境遇の方と相談したり、悩みを共有する場として。
介護情報の集まるポータルサイトとして。
本サイトを通じて、介護に携わる方の負担が少しでも減ることを願っています。
兄に母の介護を押し付けてしまいました。
母が一月に亡くなりました。それを追うように兄が亡くなりました。兄は六十四才でした。
母は三十年程前に交通事故で寝たきりになり、兄がずっと介護をしてきました。
四人兄弟で兄は長男で、私を含めた三人はそれぞれ結婚して家を出ましたが、兄はずっと独身でした。
兄は母の介護一筋に生きてしまいました。
私もときどき実家に帰り母の世話をしましたが、兄の苦労と比べれば比較になりません。
兄弟で話し合い、母の財産や不動産はすべて兄に譲ると決めていましたが、相続の手続きがすまないうちに兄は亡くなりました。
申し訳ない気持ちでいっぱいです。
せめて介護が終わった老後は、のんびりと過ごしてほしかったです。
いま私の中にはやるせない気持ちでいっぱいで、せめて結婚相手を紹介できなかったのかと、後悔しています。
愚痴を聞いていただいて、申し訳ありません。
男手ひとつでお母様の介護は大変だったでしょう。私も10年以上寝たきりの母の介護をしてきました。母は昨年亡くなりましたが、「よくやった」と自分を褒めるか、「辛かった」と後悔するのか、そこが分かれ目だと思います。要は気の持ちようです。