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新興宗教
母が通っているデイサービスで、新興宗教に勧誘された。こういうのってありなんですかね。
デイサービスだろうと駅前だろうと自宅だろうと、宗教勧誘はどこでも同じです。勧誘されるのがいやであれば、お母さんに宗教に対する対応を伝えておくべきでしょう。
そうじゃない。駅前では可能だが、駅構内は不可能。デイサービスだって多くの人が出入りする。駅構内と同じように、宗教の勧誘を禁止しろ、という意味。
母がCDを聞きたいというので、変だなと思って、見せてもらったら、ヒーリング音楽っていうのか、精神統一みたいな音楽で、なんか怪しいなと思って。カラオケだったらわかるけどwww。そのうち宗主さまみないな人が語り始めるCD。
どうしたのこれ、誰いもらったの、と母に聞いて、デイサービスの通所仲間からもらったとわかったんですね。いつどういうふうには私は付き添っていませんからわかりません。
逆にお聞きしたいのですが、こういう勧誘のチャンスはあるんですか。
どこかで開催される会合のチラシを配って誘ったり、そのような勧誘グッズを渡したりする場合は多いです。すべての行為を見張るわけにはいかない(人権問題になります)ですし、勧誘されている方が嫌がっていれば止められますが、それ以外はどこの施設でも難しい(宗教の自由は憲法に保証)問題です。
介護施設に勤めていますので、宗教の勧誘やセールスが行われることが問題となっていることは承知し、そのような関係にならないよう注意しています。度がすぎる場合は退所を命じます。
お年寄り、とりわけ病気になったり身体が弱くなったりすると、宗教への勧誘が増えるのは事実です。
私の町には身寄りがない一人暮らしのお年寄りが多く暮らす団地があります。
亡くなられると団地の集会所で告別式を行う場合がおおいのですが、弔問客は団地関係者だけでほとんどありません。
ところが新興宗教に入信されている方が亡くなられると、たくさんの信者さんが訪ね、涙を流して死を悼んでくれるのです。
お年寄りに「寂しい旅立ち」は辛いので、このようなことから新興宗教に入信される方も多いようです。
お母様がどのような勧誘をされたのかわかりませんが、本人の意思に沿わないのであれば、デイサービスの責任者に「誰々さんに宗教に誘われた。迷惑ですのでやめるようにしてください」というべきでしょう。
介護関係の仕事をしています。以前も似たような質問があり、私なりにお答えしました。
以下、コピペで申し訳ありませんがご参考までに。
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介護関連の仕事をしています。状況としてはとても判断が難しいですね。お姉さまの認知症による影響によって対応は別れるとおもいます。
1.お姉さまは、日常生活において適切な判断能力がある方でしょうか?もし判断能力に支障がると考えられる場合、次の被害にあう可能性もありますので、ケアマネジャーさんに早めに相談されるといいでしょう。
2.適切な判断能力はあるのですが「つい断りきれなくて入信」のパターンでしょうか?判断能力はあっても不本意な入信であれば(少なくとも相手は要介護の認定を受けている方です)、会の運営者に相談した方がよいと思います。また介護サービスや自治体が提供運営する場など、パブリックスペースでの”宗教の勧誘、政治活動は禁止しているのが通例です。行政の担当窓口で相談してみましょう。 「あの会合に出ると〇〇教に入信させられる」なんていう評判は会の運営者にとってはマイナスでしょう。
3.知り合いの方に賛同して、お姉さまがすすんで入信した場合、会合で宗教に誘うというのは常識的ではないにしても、判断能力に問題のないお姉様が望んで入信したのであれば、今しばらく様子を見ていくしかないのかも知れません。今後、生活に支障が出るほどの金銭(お布施というんでしょうか…)を要求されるような事態になれば別ですが、精神的モチベーションにつながる活動であれば見守っていても良いように思います。
適切なアドバイスになっているかわかりませんが、私たちも高齢者の権利擁護について考えさせられる場面が多々あり、どこまでを判断能力とするのかは難しい問題です。
ご参考にしていただければ幸いです。