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母が軽度認知障害と診断されて思ったこと
母が老人医療専門病院で軽度認知障害と診断されました。ケアをしなければ認知症になる確率が非常に高いそうです。
母は88才でこれまで足腰は丈夫で、受け答えもはっきりしていて、日常生活に支障はありませんでした。病院には風邪をひいた時にいくくらいでとても健康でした。とても普通の生活をしていました。
それが軽度認知障害と診断され、母も私もショックを受けています。
ネットなどで調べて見たのですが、健常者と認知症の中間に当たる状態で、認知機能に問題が生じてはいるけれども日常生活に支障がない状態、とのことです。
65才以上の4人に一人が軽度認知障害だそうです。
私は非常に疑問に思いました。生きていれば誰でも
認知症になる可能性はあるわけで、年をとればほとんどの人が記憶などにあやふやな部分は出てきます。誰でもが老人になれば普通になる症状ではないのか、と思うのです。
ガンで亡くなる方は3人に一人と言われていますが、誰でもガンになる確率はあるのだからと健常人を「ガン前兆症状」とは呼ばないでしょう。
ガン予防にタバコを吸わない、暴飲暴食を控えるなど予防対策は各自しているでしょうし、私の母も要介護にならなようにと、毎日散歩して、新聞を読み、ご近所付き合いも積極的にやってきました。
それでも記憶などに少しは衰えは見えます。私だって若い頃に比べれば随分記憶力は衰えていますから当たり前ではないでしょうか。
年を取って起きることを「障害(病気)」と名付けるのはどうなんでしょうか。私の悪いクセかもしれませんが、どうもその辺りに病院、医療業界のビジネス的な匂いを感じるのですが、如何?
一回の診察で軽度認知障害と診断されることはないと思いますよ。
軽度認知障害の「疑い」ではないでしょうか。何度か診察が続くと思いますので、しばらく通われたらいかがでしょうか。
お薬は処方されましたか?
返信遅れて申し訳ありませんでした。
これから軽度認知障害の診察や治療は、通常の病気に比べて非常にゆっくりとしたスピードで進むはずです。
もうしばらく今の主治医さんとお付き合いされたらいかがでしょうか。
アルツハイマー型認知症は、決定的な治療法は現在ありませんが、世界的規模で治療薬の開発が進んでいます。
認知症の進行を遅らせることで、未来が開ける可能性もあります。
チェックシートによる認知症診断だけで軽度認知障害と診断されたとしたら問題かもしれません。もう一度専門医のいる「もの忘れ外来」のある病院で診察を受けられたらいかがでしょうか。
以前会社に勤めていた時のことをお話しします。同期が55歳の時、社内検診で異常が発見され、専門医に診察してもらったところ軽度認知症障害と診断。若年性認知症ですね。そいつの落ち込み様はものすごかったです。このままでは自殺する、周りはそんな感じでした。しばらくしてようやく精神的にも立ち直り、前向きに生きる様になり、無事定年退職を迎えました。残酷な診断だなと当時思いました。