本サイトでは、歩行や入浴、着替えといった日常動作に 介助が必要になったとき、できるだけ自宅で生活を 続けられるよう家庭内で支援することを「うち介護」と 呼んでいます。
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うち介護のつらくない続け方、賢いやり方の参考として。
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お店の高齢者対策がちょっとヘン
母の介護をしています。母は要介護度3で、自宅ではなんとかトイレやお風呂にいけますが、外出は車イスが必要です。近頃は車イスでも行けるお店も多くなり、とても暮らしやすくなったなと感じています。
駅前のスーパーもバリアフリーやハンディキャッパー専用の駐車場を用意し、高齢者向けの食べやすいメニューを紹介しています。また店内用の車イスを用意するなど努力はしているのですが、トイレがダメ。手すりもなく、介護がなければ利用することはできません。私は母と同性ですからいっしょのトイレに入れますが、私がもし男性だったらどうしたらいいのでしょう。
母は歳をとってトイレが近くなり、バリアフリーと車イスでも使えるトイレは必需品です。本来ならオストメイト機能もあればすごく助かる高齢者がいると思います。
予算のこともあるでしょうし、店舗のスペースの問題もあるでしょうが、せっかくの高齢者対策がこれでは無駄になってしまします。
いろいろな店舗、公共施設で高齢者が過ごしやすい環境が整えられつつあり、たいへんありがたいのですが、「あれ?なんで?これじゃ宝の持ち腐れ」と思う不思議な高齢者対策もときどき見受けられます。
みなさんは介護をしていて、そんなことを感じた場所や店舗ははありませんか。
だいぶ前の話ですが、東京のあるターミナル駅での再開発の話。「人にやさしい街づくり」がテーマだったそうでうが、ある目の不自由か方がぽつりとひとこと。「再開発が終わったら、点字ブロックが消えちゃって、駅構内を歩けなくなっちゃったんですよ」。
tetuzinさんがおっしゃるように、テナントビルがオストメイト機能を備えた介護対応トイレを設置し始めたのは、ほんの10年前からではないでしょうか。利用者としては違和感は拭え切れませんが、お店としては最大限努力しているようです。許してやってください。
駅前のスーパーとありますが、もしかしてテナントビルに入居しているスーパーではありませんか。自社ビルでない場合は、トイレの改装などはビル管理会社が行うことになります。ですので、どうしても一貫した対応ということにならない場合もあります。しかしテナント企業もビル管理会社に”強い要請”を行い、トイレの改修を求めているはずです。不便でしょうが、もう少し見守ってあげてください。
お返事が遅れて申し訳ありません。たしかにおっしゃるように駅前ビルの1階に入居しているスーパーです。そういう理由もあるのですね。納得しました。
高速のサービスエリアで、健常人が平然とハンディキャッパー用のパーキングエリアを使っています。クルマに貼られている車椅子マークはほとんどが公的に認められていない市販のシールなんだそうです。