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訪問セールスに悩んでいます。
母が軽い認知症です。生活にそれほど支障はないのですが、訪問セールスには手を焼いています。母がひとりで留守番をしているときに限って、訪問セールスがやってきて、物を売りつけていくのです。買ってしまったことに家の者が気づけば、クーリングオフ制度で解約するのですが、母が買った商品を隠しておいたり、目に見えないもの(サービスとかなんかの会員権)だったりすると手に負えません。
軽いとはいえ認知症は病気ですから、そんな人に商品を売りつけるのは犯罪ではないでしょうか。何か規制する法律はないのでしょうか?そんなときに解約する方法はないでしょうか?
またオレオレ詐欺の電話もご近所にかかってきているようです。こちらも母が電話に出て、騙されていまわないかと心配です。
よい対応策を教えてください。
実は我が家でも悪質な訪問セールスに悩んでいました。母が認知症だとわかってやってくるのだと思いますが、家のリフォーム、太陽光発電、株式投資など、チラシやパンフレットが置いてあります。幸いなことに、母は「契約する」ということに理解をしていないようで、いまだに被害はありませんが、いつかとんでもないことになるのではと悩んでいました。成年後見制度というものがあるのですね。参考になりました。我が家でも申請してみようと思っています。ありがとうございました。
市役所の窓口で相談されたらいかがでしょう。成年後見制度の手続き方法など教えてくれるはずです。裁判所の手続きが必要など仰々しいですが、この制度を悪用される可能性もあるためそうしているだけで、Sakurakoさんのようなちゃんとした理由があればまったく問題はありません。
オレオレ詐欺を防ぐいい方法があるよ。固定電話を止めること。これだけケータイやスマホが普及したのだから、もうセールスと詐欺の電話しかかかってこない固定電話なんて意味なし。
tetuzinさんがおっしゃるように、成年後見制度しかないでしょうね。家庭裁判所に申し立てをするとか、最初は大仰ですが、法に守られるのですから、強い味方です。その他の方法はお母様をひとりで留守番させない、という方法しかありません。それはたぶん実際には無理でしょうから。
成年後見制度を利用するとよいでしょう。これは(認知症などで)判断力が低下した方の権利を守るために生まれた制度です。成年後見制度を利用すれば、後見人の判断なしで契約されたものはクーリングオフ期間を過ぎても契約を破棄できます。
この制度を利用するには家庭裁判所に申し立てを行います。月に一度書類を提出しなければならないので、めんどうに感じるかもしれませんが、現状ではこの法律しか”悪徳なセールスマン”から身を守る方法はありません。先物取引などで財産を失った方もいます。被害が少ないうちにぜひ利用してください。
成年後見制度ですね。うちの父もそろそろ狙われる可能性もありますので、そのときには活用したいと思います。