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村の坊さんが・・・
お寺の坊さんがどうも認知症だ。何を言っているのかよくわからない。村のみんながそう思っているのだが、誰もそのことを言えない。だから本人も気づいていないと思う。奥様はだいぶ前から認知症っぽい。お子さんはいらっしゃるが、どこか遠くに住んでいるらしい。こういう場合、本人にどうやって知らせればいいのだろうか。
回答、ありがとう。皆さん、こんなくだらない質問に答えてくれて、感謝、感謝、です。檀家で相談したところ、やっぱ、最初は身内から、ということで、子供さんルートを第一番に。子供さん(長男)の高校の同級生が村にいることが判明して、なんとか連絡をとれるよう、あたっている最中。小田原の機械部品メーカーで働いているらしい、というところまで判明。なんとかなるかもしれないです。
お寺の後継者がいない場合は、宗派の総本山(本部)が後継者を指名する場合があります。しかし、認知症の場合は、聞いた事がありませんが、宗派の上部組織に当たってみるのもひとつの方法かもしれません。余談ですが、たとえご子息でも、一定の修行を積まない限り後継者にはなれません。
他人に認知症の診断を受けるよう勧める。これは地域社会の中で今後大きな問題となるでしょう。お坊さんは地域で一番偉いと思っている方ですから、なおさら難しいでしょうね。私も田舎の町に住んでおりますが、田舎の良いところは横のつながりが強いことです。お坊さんが気心を許す”目上の存在”に説得してもらうのが効果的かもしれません。
ご夫婦で認知症になられてしまったようですね。
すでに檀家さんが困っているとか、お寺の業務に支障がでているのかわかりませんが、認知症のご本人に伝えたところでどこまで理解できるかわかりませんし、場合によっては大層ご立腹されるかもしれません。
お子さまが遠方に住んでいられるとのこと。やはりお子さんに「こんな状況ですよ」とお伝えし、かかりつけ医に相談していただくのが理想的かと思います。
それが難しければ、ご本人とかかりつけ医に同行できる、普段から懇意にしているご友人をあたるとか・・・。
生活に支障(火事の心配とか、痩せてきたとか)がでてきて、事が深刻なようでしたら、ご近所の地域包括支援センターに相談され、専門家にいっしょに考えてもらうのが良いと思います。
奥様はなんらかの介護サービスを受けていらっしゃいませんか。受けていればそのケアマネジャーさんとか介護関係者からきっかけがつかめるかもしれませんね。
他人だけれど地域の生活になくてはならない人をどう説得するかの問題ですね。特にお坊さんはプライドが高いですからね。村長さんに声は掛けられますか?村長さんに説得してもらうという手があります。
息子さんと連絡がつき、こんどの休みに帰省するとのこと。
親子で話せば、きっとなんとかなる。