本サイトでは、歩行や入浴、着替えといった日常動作に 介助が必要になったとき、できるだけ自宅で生活を 続けられるよう家庭内で支援することを「うち介護」と 呼んでいます。
うち介護の負担を減らす技術の紹介や、質問・相談のコミュニティ、介護にまつわる情報提供などの コンテンツを通し、日本の介護の未来を明るくして行こうという思いを込めて、本サイトを運営しています。
うち介護のつらくない続け方、賢いやり方の参考として。
同じ境遇の方と相談したり、悩みを共有する場として。
介護情報の集まるポータルサイトとして。
本サイトを通じて、介護に携わる方の負担が少しでも減ることを願っています。
災害時要援護者対策
立川市では災害時要援護者対策を実施しています。これは地震などの災害が発生した場合に、避難所まで移動が困難な寝たきり方(事前に登録名簿を作成)などに対し、地元の自治会が中心となって避難行動のアシストをしようというものです。
先日そのプランと登録名簿を拝見したのですが、登録名簿は移動状況(車椅子とか杖とか)、ふだんの寝室の場所、日中の過ごし方、緊急時の気付きなど、たいへんわかりやすくてよくできているなと感心しました。
ただ要介護認定でいうと3,4,5の方たちですので、地元の方が避難所への移動をアシストするといっても、果たしてできるのかどうか。オストメイトや人工呼吸器装置などの装着も考えられます。もちろん介護されている家族がいらっしゃるでしょうが、専門知識がなくてもできるものなのかどうか、やや心配になりました。
要介護4,5ですと、よくわかった介護者がいないと難しいでしょうね。でも介護者がひとりだったら、避難所までの移動はこれもまた無理。ご近所の方が手伝ってくれるというのは心強いですよ。
私の地域にも要援護者対策があります。ウチの母は自分で行動できますので、支援は受けることはありませんが。